2008年12月31日水曜日

12月30日のスナップ

下の書きこみ、テキストばかりになってしまったのも寂しく
今日、ツタヤへDVDを返しにいった前後
墓参りの前後に撮ったスナップをアップロードしてみた。
写真に意味はなく、むしろ確信犯的なステロタイプが気に入ってはいない。
多分、すべてのカットを25mmで撮っているが
多分、この写真を機に、25mmを使うのはやめたいほどである。

数日中に届くはずの「宮崎あおい」が撮った写真(祈り)を見るのが楽しみだ。
「真冬の写真館」では、昨年来我家の定番=ホットワインを
玄関先で大きな鍋に温めて、振舞いたいと思っている。

もちろん、暖かい部屋では
冷やしたシャンパンもご用意させていただくつもりだ。









続いて「初雪の恋」

さらに、タイトルのDVDまで見てしまった。
日韓共作?の青春恋愛ドラマ。
これも大甘だが、宮崎あおいは「あおいチャン」らしく良い。
カメラワークも、「ただ君を愛してる」と似た青春恋愛ものながら
韓国スタッフの影響か?、手堅い。
ラストシーンは、冬ソナ?、、、初雪の夜を走る主人公。
冬ソナでは、ヨン様が交通事故に会い
チェ・ジュウと逢えないのだが
この映画では逢えて、ま、ハッピーエンド。
あおいチャンは、ひっつめ髪や散切りが似合うようだ。
「初恋・・・」の巫女姿、浴衣姿は相当イイ。
制服の女子高生役は、多分誰もが認めるはまり役。
似合わないのはウェーブだったり、、、、NaNaのハチ役。
明日、「海でのはなし」を返しがてら
007カジノ・ロワイヤルを借りてこようと思っている。
こちらは今年のアメリカ・アクション映画だが
舞台がヴェネツィアだったりする。
あおいチャンに関しては
VHSで「ユリイカ」をそのうち、
M氏お薦めの「青い車」は、多分店頭にないので

ツタヤ・ネット・レンタル(在庫を確認している)で借りるか?
そのあたりまでで、あおいチャン映画を卒業したいが
彼女の出演映画リストをポケットに持ち歩いている=僕がいる。

2008年12月30日火曜日

正月は嫌いじゃ

と「篤姫言葉」で、今更言うまでもなく
正月は子供のころから嫌いだった。
この日を境に、何(カレンダー以外)が変わるわけでもなく
そのために、大掃除をしたり

世の中大半が休みになったり
最近でこそ、正月からお店も開いているが
昔は、遊びに行くところもなく
友達も多くが、家族がらみで忙しく
退屈至極だった。
大人になってからは、仕事が停まってしまうのが「気に食わない」
休みは、取りたい時に取るから!
大掃除、だいたい掃除が嫌いなこともあるが
この寒い時期、陽の短い時期に
大掃除をするのは合理的ではないと言うのが、僕の考え。
理由は、雑巾がけの後も、ワックスがけの後も乾きが悪い。
だいたい雑巾がけの水が冷たい、
陽が短く、作業出来る時間が短い。
年末が、区切りになるというのはわかるから
僕は、仕事も暇で
陽も長く、暖かい7月のカレンダーに
「大掃除」と、新しいカレンダーを使い始める時、書き込む。
陽が短いと書いたが
冬至を過ぎてそろそろ一週間。
陽が長くなっているのを感じることができるほどだ。
毎年正月、氏神様に初詣をすると
日差しが明るくなったと感じたものだった。
子供の頃、一番寒いこの時期をなぜ「初春」というのか理解出来なかったが
写真を生業にしてから、陽の長さ短さを実感すようになった。
梅春という季節の語句も実感できるようになった。
クリスマスもそうだ、
冬至のすぐ後
これから太陽が戻ってくるお祭りというのが真相なのだと
何かで読んだ。

篤姫:第一話から第十話まで、9時間。

昨日朝早く「ツタヤ」に行ったら
その前には、一枚も残っていなかった「篤姫」が
全部残っていた!、見ていない第十一話までが入った
第一巻から、三巻までを一泊二日で借りる。
少々無謀な「借り方」なのは承知の上。
他に「海でのはなし」、、、宮崎あおい主演のショートムーヴィー。
篤姫は、BShiで再放送と本放送を見た。
そして地上デジタル総合で、総集編を
DVDを見た感想は、フルハイビジョンに比べて
画質が悪いということ。
たぶん地デジに比べても、悪い。
解像度は当然として、階調表現にも差がある。
ハイライトがとび気味の印象。
さて「篤姫」、今年話題になるほどの視聴率。
宮崎あおいも、「時の人」扱いなのだから
いいのは当然、
今更彼女にハマる僕の方が、遅きに失した感はある。
篤姫の人気、宮崎あおいの好演は当然として
多分、わかりやすく、痛快だからだろうと思う。
そして主人公は、安心して見られる「成功者」
まっすぐな正義の味方で、同時に権力者でもある。
こういう構成要素を僕は悪いとは思わないが
とにかく大衆受け確実な仕掛けだ。
当っているかどうかは、きわめて疑問だが
僕が「篤姫」にハマったわけに
史実上の篤姫も、宮崎あおいも
僕と同じ射手座生まれだというのも「あるかも」と思っている。
実は昨日、全9時間=3枚のDVDを
最後の一話=45分を残してすべて、通して見たのだった。

今日そのDVDを返しに行って
帰りに借りたのが
「ただ、君を愛してる」(宮崎あおい主演)
「初恋の雪」(宮崎あおい)
もう一枚は、女房の選んだ「最高の人生の見つけ方」
ちょっと、「宮崎あおい」を学ぶのノリ。
ちなみに、宮崎あおいの古くからのファンM氏のコメントでは
「ただ、君を愛してる」は見ない方がいいほど、駄作らしい。
怖いモノ見たさで、見てみよう!


追記:「ただ、君を愛してる」
今、上記DVD見終わった。
相当甘口・TVドラマ級のつくりが、
M氏にはお気に召さないのだろうと、僕は推測。

それよりも、僕には配役。
彼=誠人役が「篤姫」の坂本竜馬役をやっていた俳優。
大事な絡み役で黒木メイサも出ていた。

個人的なタイミングだが、「篤姫・集中再放送」を見始めた時期=この10月
フジテレビ50周年記念ドラマ「風のガーデン」が始まった。
その二つの番組は、連ドラ予約で録画して見たのだが

「風のガーデン」を見る動機は、黒木メイサがカッコよかったから。
「ただ、君を愛してる」には、知り合いがイッパイ出ている印象。
あおいチャン演ずる静流が、カメラマンになっていくというのも
ちょっと「クル」設定、、、
あおいチャンの演技、メガネをかけている時期の演技もよし。

要するに、僕は楽しませていただいた。
もっと辛口に仕上げると更に良し。


多分、「篤姫」といい

僕の好みは、M氏と違い
素人好みなのだと納得した。
さらに言えば、この数年来お気に入りは

「オペラ座の怪人」から始まり「キャッツ」、「レ・ミゼラブル」
共通するのは、プロデューサーはキャメロン・マッキントッシュ
どれも超大衆演劇である。
そのM氏がDVD「害虫」とともに貸してくれた、
宮崎あおい特集のeyesCreemという雑誌で
もう少し、あおいチャンを勉強してみようと思う。
まずは、その雑誌で見つけた「祈り」という写真集

あおいチャンが撮った写真がすばらしいと言う評もあって
アマゾンで注文してしまった。
ま、¥800の古本にしておいたが、、、

もしかしたら、昨日同じくアマゾンから届いた
超著名写真家=アニー・リーボヴィッツの「A photographer's Life」よりも
気にいったりしてネ!

2008年12月28日日曜日

気分ざわめく夜


↑の写真は無関係だが
篤姫が終わったからか、閑だからか?
宮崎あおい出演の映画を2本、借りてきた。
NaNaと「初恋」
NaNaは、中島美嘉が好演、あおいチャンには多分不本意な役だったろう。
あおいチャンの友達役(?)に能世あんながでていて、懐かしかった。
カリナを含む能世三姉妹は、
名古屋でモデルをやっていた頃、よく撮っていた。
正直言うと、妹のエレナかと思ったのだったが、、、
「初恋」、アマゾンだかのカスタマーズ・レビューで
宮崎あおい以外、映画としてはイマイチという評があったが
どうしてどうして、上手く書けないが
僕には、考えさせられる「絵作り」だった。
必ずしも、「すばらしい絵」というわけではないけれど
なるほどと思わせる「絵作り」だったという意味だ。
明日か、明後日は
「ただ君を愛してる」か「好きだ」あたりを借りてこよう。
篤姫のDVDもレンタルショップに早くも入荷していたが
すべてが借りられていた。
僕が再放送を見たのは、10月第12話からだったので
第12話以前の放送は、そのうちレンタルしようと思っている。
追記:
夜、田中宇氏のメルマガでイスラエルの空爆が
中東大戦争に繋がるかもしれないとの記述を読む。
個人的なことで、かつ僕には直接関係しないが
ちょっと、不安な予感がするニュースがもう一つ、入ってくる。
気分「ざわめく」という感じ。
僕は僕のするべきことを、一つ一つ
キチンと片付けていけば良い、、、と
検めて、自分に言い聞かす。

2008年12月27日土曜日

昨日は今年の仕事納め

↓、昨日のロケ現場でスナップ。


↓同じくロケ現場だが、

↓現像しようと、カメラに入っていたCFを開いたら
残っていた画像の一枚。

朝から、出鼻をくじかれた。
今日は閑なので、ウォーキングするつもりだったが
左ひざが「痛くなりそう」な予感、
先日来、気がついていたのは、
二日とか続けてウォーキングすると、元々問題を抱えている左膝が痛むことがある。
それを避けるため、一日おきにをウォーキングするようにしたのだが
昨日の仕事は、左膝に負担をかけてしまったようだ。
もう一つ、今日の占いカウントダウンハイパーで
僕の星座は最低!、ついでに女房の星座がワースト2。
しかも、夫婦喧嘩に注意だそうで、こりゃ静かに暮らすか!の気分。

昨日の仕事では、半日ロケの後
半日スタジオ撮影、モデルはキャンディ。
飛ばした白バックで、硬めのライティング。
よくやるセッティングなのだが、
昨日はさらにファインチューニングと改良。
ここ数年続けている=バックサイドからのテカリを入れないようにした。
一月の写真館、メインステージは
このクリアなセッティングで撮ろうかと思っている。
サブステージは、三階の小さな部屋で
天井のアーチを生かした、小さな寄りめのポートレイトかな?

2008年12月25日木曜日

クリスマスの夜

クリスマスや正月のような「ハレ」は嫌いだが、、、
25日夕方、クリスマスケーキが見切販売していないかと
スタジオ近所のスーパーへ行くと、
ケーキはなかったが
クリスマス関連食材が、見切られている。
スモーク・ターキーを2本、生ハム1パック買って帰る。
(僕がこのタイプのケチなことは、自他共に認めている!)

さて、明日は今年最後の仕事=早朝から忙しいが
とりあえず今晩、自家製ホットワインをやりながら
「酔っ払い料理」をする。
まずは、2本も買ったスモークターキー
女房が、ターキーをスライスして小分け・冷凍。
(多分、後日解凍してターキーサンドか?)
残った骨を、ベイリーブスとセロリを加え圧力鍋でスープストックにする。
次は最近はまっている味卵、
今晩作るバージョンはキムチ味!
濃いめの味のキムチ+味噌+ネギなどのソースで煮込み、

保温袋で一晩ゆっくり(ココが肝)冷ます、、、で出来上がり。
残ったソースは、薄めてキムチ鍋のベースにするつもり。

明日朝ご飯は、6時起きで豚汁と卵かけご飯。
7時には家を出なければならない。

ハス茶続報。

下の下に書いた『ハス茶』の件
まず、別物のハス茶を送っていた通販屋さんに
電話で、商品の交換を相談すると、快諾。
封を切ってないハス茶9袋を、元払いで送り返し
その金額相当分のローズヒップティーとジャスミンティーを
送ってくれるとのこと、
まだ届いてはいないが、最悪の事態は回避。
いつも『ハス茶』を買っているトゥーアンというヴェトナム料理屋にも
先日の対応(ハス茶はもう売らない)、
日本語の苦手そうなヴェトナム人の話だったので
再度電話で聞いてみる。
すると僕も知っている日本人のオーナーが電話に出て
今ハス茶は品切れだが、入荷すれば販売するとのこと。
さらに、業務用で使っている1Kg入りの袋ならあるという話。
それを売っていただくことになった。
その電話のすぐ後、お伺いしたのだが
その時は、すれ違いで店には誰もおらず=買えず。
いつ行っても、ヴェトナム人の従業員でもわかるように
準備をしていただいた上、
今日買いに行き、無事ゲット。
このハス茶、不思議だが日本料理を食べるとき、日本茶よりも合う。
洋食、中華、どんな料理にでもあうし
(我が家では、イタリアンには、サン・ベネディットの発泡水かワイン、
ポールのパンや、フォートナム&メイソンのパンの朝は
アールグレイを飲むのが標準にはなっている。)

何よりその香り、スタジオのお客様=特に女性に人気なのである。

2008年12月24日水曜日

情報を食べに行く

先日お誘いをいただきながら
時間が取れず、
先送りになっていたM氏とのランチ、
昨日はちょうどお昼ごろ、M事務所近くを通りかかったので
お誘い電話をすると、大丈夫とのこと。
先週?、T君とも行った『マルメット』というフレンチビストロでランチ。
T君と行った時に食べたステーキ、その付け合せのフレンチポテトが食べたかった。
M氏とのランチでは、ソーセージ盛り合わせランチを頼んだのだが
フレンチポテトは付かないとのことで、一皿単品で注文する。
フレンチポテト単品はメニューにないのだそうだが

太ったフランス人のおじさんは、探してみるというような事を言った後
(彼の意味するところを、僕は理解できなかった)
ちゃんと、それを出してくれた。
(フレンチポテト一皿=¥1000は高いと思ったが)
この店、スープもお料理も美味しいけれど
僕の一番お気に入りは、持ち帰りできるベーコン。
もう一つ言えば、道路側のテーブルにすわり
ブラッセリー風の軽いランチを食べながら、
お給仕をして回る太ったフランス人のおじさんを見ていると
プチパリ旅行の気分が楽しめる。

マルメットのことが書きたかったわけではない。
料理を食べることの意味について、僕なりの考えを記しておきたかったのだ。
もちろん料理を食べる第一義は、栄養の摂取。
つまり空腹を満たすことである。
さらに、美味しいお店へ出かけて食べたり、
自宅で美味しいものを料理し、食べるときは
味を楽しむという目的がある。
だが、人々の評判を聞いて
行ったことがない店で、初めて食べるときや
何度か行ったことはあるが、初めてのメニューを食べる時など
確かに胃袋に入れるのは、栄養なのだが
頭には情報が入ってくる。
情報?とは、味付け、調理法、素材、雰囲気など
さらに料理人の『気持ち』まで、お料理から伝わってくることもある。
(当然、伝わらないこともある)
いい言葉が見つからないが、僕は情報を食べに行くと思っている。
それは、僕が料理をするせいかもしれない。
味とともに情報を楽しんでいると、僕は思っている。
特に、海外旅行での食事などはまさに「それ」である。

2008年12月21日日曜日

不安的中=ハス茶

不安な気分で待っていたハス茶が届いた。
不安的中、いつも飲んでいるヴェトナムのものとは別物。
そして不味い!
明日にでも電話して、他のお茶(ジャスミンティーかな)に交換してもらえないか
交渉するつもりだ。
なんたって、2.3Kgもまとめ買いしてしまったのだから!
その配達を待って、ランチの時間を逃してしまい
近くのスーパーで、寿司を買って食べたがこれも不味い。
不景気な情報が飛び交う中、またしても凹みそうだ。


僕のサイト上のほうにある
メニューバー風部分に『真冬の写真館』情報を追加。
ほぼ同時に、メール版ご案内も発信。
ついでに、ブログタイトルも変えておいた。
後は、写真集の完成・納品を待つのみ。

2008年12月20日土曜日

インクジェットで、DMに追加情報


↑の写真、昨日オフセット印刷で納品されたダイレクトメールに

「1月10日(土曜)も追加決定!」の部分を
インクジェットプリンタで刷り足した、、、約2時間。
便利になったものである。
そして、夜9時過ぎまでかかって、宛名と切手を貼り投函。
冬のハウスイヴェント告知のDM、ま、年賀状の代わりでもある。
WEB上での告知と、お知らせメールは明日をめどに

作るつもりだが
要するに、インクジェットで刷り足した部分は、
1月12日一日だけの開催予定に
三連休の初日=1月10日も追加した、という意味である。
追加お知らせのデザインも、刷り上がりも
なんか緊急告知めいて、気にいっているのだが
一日追加したことで、余裕が出来
僕の気持ちにも余裕が出来た。
日程は印刷で追加できたが、
告知の文章には微妙な誤りがある。
受け取った人が、1月に読むという前提で書いてしまったので
写真集「静かな生活」が、2008年の1月に既に出版されているとも読めてしまう。
正しくは、2009年1月9日納品予定、、、ぎりぎりの進行なのだ。



2008年12月19日金曜日

朝の光景


↑、望遠レンズが手元になく、ずいぶん小さくしか写っていないが
電線にたまった雨粒が光ってる。

↑部屋に差し込む朝の光が、昨日買ったソープディッシュに当っている。

↑、その隣に綿棒のケースを置いてみると

2008年12月18日木曜日

花言葉:野心が目立ちすぎる


↑トスカーナ産の赤ワインで、酔っ払って書いていた。
安いが、さすがに美味しい。
「さすが」というのは、「エノテカ」のセレクトパッケージだったというのが一つ。
トスカーナ産だというのも、我家的に「さすが」の所以である。
つまり、エノテカのネット通販で
トスカーナ産ばかりを6本セットにされていたものだった。
中でも、上の写真のは美味しかった。
これまでの経験から、トスカーナ産の表示が有り
ワイナリーの細密画がラベルになっているのは「美味しい」。
僕のお気に入りは赤。
朝の「特ダネ」で、百貨店などの売り上げが落ちているのに対して
ネット通販は絶好調だそうである。
アマゾンは、何を基準にしているのか覚えていないが60%増だそうだ。

そう、酔っ払いながら
フジテレビ50周年記念番組「風のガーデン・最終回」を見ていた。

その主題歌をうたっている人気歌手
僕は彼女を大嫌いなのだが
彼女への、「風のガーデン」流の花言葉を思いついた。
「野心が目立ちすぎる」

この花言葉=毒があると思ったが、
毒もまた良し、、、だと思いなおし。
再度アップロードしなおすことにした。
昨日、住所管理をしながら
幾つかの知人ブログをのぞいたりしていたのだが
みなさん、品行方正で毒などかけらもない。
僕のブログには、毒ぐらいおいておこうと思った次第。
「毒」を薄めれば美味というのが、昔からの持論でもあった。
もちろんココでいう「毒」とは、たとえである。

バッドニュースやグッドニュース。


↑一昨日かな?朝のデザート。
手前は僕ので、クリーム一杯。
奥のは女房、クリーム少な目。

グッドニュース、バッドニュース混在である。
一昨日は、僕が撮った筈の写真が使われていないのを発見、、、これバッドニューズ。
(ラシックの焼肉屋の件である)
ま、ギャラはいただいているのでいいのだが
カメラマン的には、クライアントがお気に召さず差し替えたのだろうと
ちょっと凹んだ。
街に出たついでに、仕事先関連の印刷物を収集、
僕の撮った写真で作った冊子のほうがイイ!と自画自賛。
盛り下がったり、盛り上がったり。

今朝は、気持ちよくプリントの仕上がったポップを納品。
ついでに、コンランショップで
セール(@¥1200!)になっていたソープディッシュ(下の写真)を4枚買った。


一昨日、既に2枚買ってあり
気に入ったので、追加購入を 決めていた。
使い道?、一枚はスタジオのトイレで本当にソープディッシュ。
家では小皿、時々撮影小物としてスタジオ勤務。
おしゃれな和食屋さんで、付き出しや小さめのお造りを盛るのも合いそう。


買い物といえば、バッドニュースもある。
スタジオでも自宅でも人気のヴェトナムハス茶の在庫がなくなり
いつも売っていただいているヴェトナム料理屋に買いに行くと
もう売っていないとのこと
早速ネットで売っているところを検索するが、高い。
一つお手ごろなところを見つけ注文したが
注文後、よく見てみると中国産で製法もすこし違う感じ。
たくさん頼んでしまったのをすこし後悔、
不安な気持ちで、お茶の到着を待っている。

2008年12月17日水曜日

H君、写真のことを考えてみた。

今日は、カメラマン=H氏が午後登場。
毎年だが、僕の好きなスウィートを持ってきてくれた。
話は、結構不景気。
昨今の経済報道の影響を心ならずも受け、

実際「暇」なこともあいまって、気分は曇り空。
その「暇」も理由で、仕事をいつも以上に丁寧に仕上げる。
たとえば、今日は老舗天ぷら屋の店頭ポップ。
撮影だけにとどまらず、ポップのプリントまで引き受けた(最高級用紙まで奢った)

オマケに、求めに応じて文字を入れるデザインまで!
こちらの仕事は、ま、趣味の領域、、、楽しくやらせていただいた。
続きでやったモデルちゃんの宣材も、最高級用紙でプリントしちゃった!
H氏は、'68年生まれだが
自身の写真展でどう写真を撮るか悩んでいるようだ。
さらに、今後の写真家生活をどういう写真でやって行くかも・・・
気持ちは僕も同じだが、

僕には今後の数年しかないが
彼には、今後の20年が有る。
たった数年しか残っていない僕だって
まだまだ、真剣勝負の写真を思っている。

いずれにしても、生きるということは「時間」なのだ。

写真は、まず「写されるものもの」ありきだと、痛感している。
つまり、他者(人とは限りません)への関心や好奇心が
まず動機になるべきで、
僕の場合、
写真を撮る動機や関心、好奇心は、
自分に向いていたり、
真理や原理に向いていたりするのです、
そういう意味では、
僕の資質は、写真家に向いていないのかもしれません。
僕が一番撮りたい写真は、何を撮るかではなく
その写真を見たら、「ああ、世界は分かった」と
世界の存在原理を納得できるような、
一種哲学的な写真なのです。


写っているものは具象でも、表現されているのは抽象。
そんな写真なのです。

すぐに思い出される作例としては、
ダイアン・アーバスの「untitled」の中の、
紙袋を被った知恵遅れの子供達が、地平線の見える草原に並んでいる写真。

撮るモノは、何でもいい。
世界のほころび(真相)のようなものが、そこに写し出されればいい。
それが、僕が自分の作品としての写真に求めるものです。

2008年12月14日日曜日

習作:リニア現像




↑ココまで、本日夕方撮影。


↑カメラに残っていた写真から、

また、椅子!


上の写真、ヤフオクから拝借。
今朝、僕が落札した椅子である。
実は同じ椅子、すでにスタジオに一脚持っている。
今回は2脚セットだったので、計3脚。
ちなみに、10年ほど前
ヤマギワで新品を買った時は¥50000。
今回は中古2脚で、消費税送料含め約¥35000。
出品者のフレコミでは、定価2脚で¥160000だそうだ。
同じ出品者が、2ヶ月ほど前、1脚¥20000で出品していたのを
落札し損ねたが、在庫をもっともっているのは知っていて
久しぶりに見たオークションで、偶然見つけた。
2度もオークションで出会ったり、前に同じモノを買っていたり
「ご縁」のある椅子なのだろう。
この出品者、大阪の家具屋なのだが
我家のツボにハマるものを多く出品しており
今年は、かなりココのモノを落札させてもらった。
この椅子、実用というよりは
小道具として、10年前に1脚買ったのだったが
スタジオのパソコンデスクは、カウンター並の高さなので
この椅子がちょうどよく、ま、実用品でもある。
それよりも、椅子フェチトいうのがホントのところか、、、

2008年12月13日土曜日

12月13日の習作。



今日午後、僕の写真集「静かな生活」第三校がでて、校了。
最暗部を黒く潰して、それなりのイイ感じになった。
年内納品は諦めて、1月のハウス・イヴェント前には納品予定。
一緒に色校チェックしていただいたRさん、T君
お二人と政治・経済情勢などの雑談。
昔は、労働者という意識と概念があったが
最近では、実は労働者なのにその意識は薄い。
資本家と対立するという意識は、ほぼない。
60年代後半から70年代にかけての
「左翼」だのという言葉は、ほぼ死語。
要するに、労働者が誤魔化され分断され、丸め込まれてしまったのだ。
そうは言うものの、
僕の仕事=広告写真屋は資本主義の「工作員」のようなもの。
気持ちも、立場も微妙ではある。
ただ同時に、僕のようなフリーランサーと言うのは
切られる派遣労働者以上に、毎日潜在失業者。
電話が鳴らねば、失業者なのだから
派遣労働者についてどうこう言える余裕もない。

夕方早めに帰宅してウォーキングするつもりだったが
途中寄った「回転寿司」で、時間を取りすぎ=ちょっと食べすぎ。
健康目的のウォーキングを止めて、カメラを持った散歩に変更。
今日は、どうやら不調のようである。
上の写真は、お昼ごろちょっとした納品に出かけた時撮った。
久しぶりにリニア現像。
これ、カラー版テクニカルパンといったところ。
カラーモードをモノクロにすれば、テクパンそのもの。

そのうち、気持ちがまとまったら書くつもりだが
2,3日前、ちょっと落ち込んでいた時
古い友人に、僕が「何を撮りたいのか」を書いたメールで
期せずして、自分が何を撮りたいのか言葉に出来た。
今日はそのことを考えながら、撮影散歩した。
上の写真で「それ」が撮れたとは思わないが
ま、習作ではある。

ブログのタイトルを今日の日付にして、気づいたことがある。
今日12月13日は、「オシャ・ポー」で有名なカメラマンUちゃんの誕生日。
僕と同じ、射手座生まれの友人だ。
ちなみに、昨日クライアント関係でご一緒した
20数年前にもクライアントだった人は、昨日が誕生日。
その人と同じ会社の同僚、
20数年前、彼がクライアントであることをいいことに
同じ趣味のライブハウスに、接待と称して
領収書を切って、よく飲みにいったF氏は
16日が誕生日の射手座だそうだ。
今日写真を納品した某社のの女社長も射手座。
時期とはいえ、射手座の話題も多い。
宮崎あおいちゃんも、11月生まれの射手座だったよね。

2008年12月12日金曜日

忘年会

忘年会シーズン!、今夜のは楽しかった、
ビンゴで、iPodタッチを取り損ねたのは、イケませんでしたが。
お誘いいただいた方のお名前=正直というのがいい!
今年知り合った好青年ナンバー1かな?
僕より5歳ほど若い、このあたりでは有名なカメラマン氏が
お二人いらしていましたが、、、
さて、この後一週間ほど
忘年会ダブりまくりで、失礼することもあるかと・・・
地味ーに、MさんとT君と3人で
多分10数年ぶりに、3人で
ビールとホットワインの美味しいクリームでしたっけ?
そこで、今年を締められたら嬉しいかも。

2008年12月9日火曜日

習作









↓うちで採れた柿、みかん、花を仏壇に供える。



以下4枚はT氏邸の庭、今日は朝から再校チェック。
先日、柑橘類と書いた=庭に並べられていたものは花梨だった。



↓つぶれたと思しき飲食店、
この向かいにある「遊べる本屋」で、最近の写真集など立ち読み。
ちょうど自分の写真集制作、終盤にかかっているので
何気に興味がある。

2008年12月7日日曜日

リングストロボ

土曜は休日。
金曜日に、女房がポールのパンをたくさん買って帰ったので
朝は、パンとカフェ・オ・レ。
その後、懸案のウォーキングを一時間。
午後は、宅配される予定のストロボを受け取るために
スタジオへ!
もう一つ用件は夕方、整備の仕上がった車を届けていただく予定。

さて、届いたストロボ
要するにリングストロボなのだが
これまで持っていたのは、
カルメット製で、サンスターのジェネレータに繋ぐことの出来るリング状のストロボヘッド、
もう一つ、電池駆動のクリップオンタイプ・リングストロボも待っている。
今日届いたのは、モノブロックタイプといって
ジェネレ-タと発光部が一体化されたもの
メリットとしては、カルメットより小型軽量で、引き回すケーブルはACのみ一本。
手持ち撮影も可能とのフレコミ、、、偽りではないが結構重くなる。
魚住誠一氏から聞いたとおり、レンズを差し込む部分が狭く
マニュアルフォーカスは、しにくい。
こんなとこまで?というオールプラスティック製のチープな仕上がり!
ま、お安いのと軽いのがその見返りというわけだが。

じゃあ、メリットは?
モデリングランプが付いていること。
(カルメットには付いてない)
最近のデジタルカメラならば、そのモデリングランプだけで撮影も可能?
ドーナツ状の発光部を覆う、ハニカムグリッドがアクセサリーで使える。
(当然それも購入済)
リングストロボだが、アンブレラホルダーも付属し
ハニカムスポットも含め、ほぼ普通のモノブロックストロボとしても使用可能。
つまり、使うかどうかわからないロケの時に
どちらにでも使えるモノブロックとして、持って行くのにお手軽。

ちょっと使った感じでは、取り扱いに注意が要りそう。
サンスター+カルメットの方がラフに使える。
パワーからいっても、比べるべきはサンパックの

クリップオンタイプ?
スタジオに行って、試してみよう!
関連して気づいたことだが、フィルターを付けるねじに
ステップアップリングと言うリングを取り付け
直径15cmぐらいの乳白色アクリルをドーナツ状に切

貼り付けるアイデアはどうか?
狙いは、最近のデジイチ=赤目を嫌ってか
内蔵ストロボの位置が高すぎる。
コンパクトカメラライクな、レンズ光軸に近いライティングを
簡単に作るためである。
目指すは、テリー・リチャードソンのストロボ直焚き風。


もう一つ、このところ僕の物欲に刺さったトゲがある。
僕はそのカメラを、ハイエンドのコンデジと理解しているが
それは、G1=パナソニックのマイクロフォーサーズ一眼である。

ライブビューについては、別スレッドにも書いた
ライブビューで撮影するカメラが欲しい。
お仕事カメラ=EOS1Ds3にも、予備で女房用のEOS40Dにもその機能は付いているが
ライブビューをメインで使うカメラではないし、重くて大きい。
結論から言うと、G1は見送るつもり。
理由は、今のG1用レンズでは大きい・暗い・ズーミングがウザイ。
ズーミングという所作は、仕事ならともかく

感性優先モードには邪魔になる。
それよりもなによりも、僕の身体も感性も一人分。
2台のカメラを操る余裕はない。
むしろ、少し不便でも

5Dを使いこなすべきだと、僕の良心は小さく叫ぶ。

僕の習作

以下、同じような写真が17枚。
昨日撮った、僕の習作である。
写真の並び順は、時系列と反対になってしまった。

僕の中で、何が「習」かといえば、
もちろんこれまでにもその手法は散々使っているのだが
ファインダーの中で、ピントがぼけている方が
気分にピッタリくると思ったら、ボケたままで撮ろうという部分である。

先日、某スタイリスト事務所の年賀状撮影をしている時
カメラ背面のモニターのライブビューを見ながら撮影したのだが、

本来撮ろうと思っている設定とは違う色、明るさで映し出される「ライブビュー」の方が面白く
ライブビューのように写る設定に、完全ではないが撮影設定をシフトした。
正直言うと、情けない状況だが
これが、コンデジの撮影作法だなっと

改めて納得した次第。
習作は、光学ファインダーごしに撮っている。


















写真家に、写真を「見て欲しい」といわれた時や
写真展で作者とお話する機会がある時
好きな点と、改善した方がよいと思う点を
それぞれ見つけ、併記するように、指摘することにしている。
その写真群が技術的に問題があるかどうか?
作者の気分や主張が、僕に伝わるかどうか、写真に写っているかどうか?
その上で、その写真が世間で評価されるに値するかどうか?

作者が評価される事を望んでいない場合もある。
つまり、作者は自分の気分や関心を写真にしたまでで
世間がそれをどう見ようと、それには関心がない場合である。
しかし建前はそうであっても、作者が若い場合
心の片隅に、「それらの写真」で自分を評価してもらいたい期待を
持っていることは想像に難くない。
(ただし、世評を気にしないという建前=志も、本当に大事だと思う)

他人や世間が写真を評価するということは
写真が、他者に何かの影響を与える
たとえば感動だったり、、、、
写真が人を気分よくさせる
写真が、人の役に立つ
(たとえば、商品をより美しく見せることによって、よりたくさん売れる)
他者に、何らかの影響を与えられるかどうかが
他者からの評価に繋がる。
作者が、もっぱら他者の関心を引くことだけを目的に
写真を撮る場合もある、たとえば一般的な広告写真。
その場合一般的に
作者は、写真と引きかえに受け取る報酬で幸せになる。
もちろん写真の出来具合への賞賛も、作者を幸せな気分にする。 
作者が、もっぱら自分の関心を具現化するために写真を撮る場合もある。
それは、シリアスフォトというジャンルに分類される。
作者は、自分の思ったとおりの仕上がりに満足できるかもしれない。
シニカルにいえば、自己満足である。
さらに、それが評価されれば
賞賛を甘受も出来るかも知れない。
自分の関心と、他者の関心を
シンクロさせることが出来れば
自己満足と、報酬と、賞賛が得られる可能性は高くなる。
自分の関心を曲げず、他者の関心に
チューニングするのも「スキル」だと思う。
僕に関していうと
いわゆるディレクタやクライアント、つまり客から
「お題」をいただくのが好きだ。
出来れば「被写体」も、、、
それをどう「料理」するか?
そこに自分の感性とスキルを投入する。
ま、仕事の話ではあるし
まさに仕事のスタイルではある。

先日、写真を目指す若者二人と会い、お話したことで
インスパイアーされ、思ったことを
まとめてみたのが上記である。
二人のうちの一人Kjさん、
彼女の撮った写真、ファイルブックが一冊。
ソフトカバーに製本された学部の卒業制作が一冊。
ハードカバーに製本された、コンパクトデジタルで撮られた写真が一冊。
今、大学院の終了制作をまとめているところだと言う。