2009年9月26日土曜日

デイリーワイドレンズ


↑写真はタイトルに関係なく、トイデジ=ViViCam5050で撮った。

前にも少し書いたが、「デイリーに使う広角レンズ」は何がいいだろうと静かな写真家M氏からメールをいただいた。彼はEOS5DMk2を使っていて、すでにヤシコン・ツァイスの広角は25mmと35mmF2.8を持っているとのコト、さらに旧TS-E24mmも持っているとのコトである。キャノンEF17~40mmF4が気になっているらしく、それはどうか?と言うのがメールの主文だったが、ボクはデイリーならばヤシコンをお薦めした、、、ボクがそうしている。もちろん新型TSEは素敵だが、大きさ価格ともに敷居は高い、、、彼は純粋な写真作家なので、作品作りに必須と考えれば「デイリー」だとしてもアリだと思う。

実は土曜の朝=先ほど、携帯屋さんへ行ってきた、性凝りもなくポケットカメラ(を兼ねる携帯)探索にだ。トイカメラの不満解消版とも言えるその候補は、シャープの800万画素CCD携帯SH-05Aなど。(1000万画素のSH06Aも同様だが)キーになるデバイスはコンティニアスAF。通常携帯のカメラ機能では、シャッターを押してからAF作動時間が大きく、実際に写真が撮れるのは3テンポぐらい後になる(タイムラグが大きい)のだが、コンティニアスAF機能がついていると、シャッターボタンを半押ししなくても、カメラが常にピントを合わせ続けてくれており、さぁシャッターを切った時には「1テンポぐらい=ほぼタイムラグ無し」で写真が撮れるというわけだ。でそのフィーリング&レスポンスを確かめに行ったのだった。結果:コンティニアスAFはなるほどそれなりの効果がある、画質もいいが、撮影後の画面表示や保存などレスポンスは、トイデジよりは速いけれど、三十歩百歩ぐらいかな?、タッチパネルの操作性・レスポンス、、、んーん、思い通りに動かしにくくクイックな印象ではない。そして何より価格=¥60000超え!もちろん電話もワンセグもGPSまでついているので単純に「高い」とは言えないだろうが、僕には高い!、、、高いが買い替え判断はまだ保留、この値段ならリコーのGRD3が買えそう、、、って話が違うだろ?

実は話の根っこは同じところにある。
シャープの800または1000万画素CCDの携帯、なんとレンズは28mm相当、
つまりデイリーワイドレンズのほぼ最小版と言う位置付けが出来るのだ。
(PICSIOはどうかな?、レンズの焦点距離が未発表)
そして、二番目に小さいといえばGRD3、
その次と問われれば、まぁボク的にはパナのLX3、
さらにその上だと画質も大きさ・価格もジャンプアップしてm4/3機、
モロモロ考え合わたお薦めは、オリE-P1+現状ならオリ17mm(35mm相当)、
将来的(来年発売予定)にはパナ14mm(28mm相当)
さてその上の大きさとなると、ボク的には未体験ながらペンタックスのパンケーキレンズ+Kxぐらい?
ただ、ペンタックス・パンケーキレンズの実写データを見ると、ボク的には「買えない」。
ペンタックスというメーカーの将来にも不安がある。
さて、その上になると、まぁ一般的なデジイチになってしまい、だとすると画質優先でフルサイズ(ボクなら旧EOS5D)となり、M氏の質問につながることになる。
サイズ毎にデイリーワイド候補を挙げてみたが、自分にはどのサイズが適当なのか?
どのサイズとどのサイズを使い分けるか?など、楽しい悩みはつきない。
究極ならば、フルサイズEOSデジタルにTSE17mm、TSE24mmⅡ、アオリがいらないのであれば近々発売のコシナ・ツァイスZE18mmなんて選択肢もあるし、携帯性を考えれば(僕の場合)ヤシコン・ディスタゴン25mm、ボクは広角というより明るいレンズという部分でヤシコン・ディスタゴン35mmF1.4、「デカオモ」だが時々組み合わせて持ち歩く、、、独特の「絵」が撮れる、
つまり大きさ別もともかく、何をどう撮りたいかとか、「気が合うレンズ」とかで選べばいいと、無責任だが思う。

追記:シャープの1000万画素CCD、AF、6軸ブレ補正のカメラユニットを使って、携帯電話以下の大きさとプライス、出来ればレスポンスの向上したチビデジがあったらイイナっと思って、シャープのデジカメを調べて見ると、2000年代の前半にデジカメ分野から既に撤退した模様、、、残念。

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