2010年10月3日日曜日

長者町:あいちトリエンナーレ


http://www.kawabun.co.jp/
今日は名古屋長者町「河文」という老舗料亭でコンテンポラリーダンスのパフォーマンス。この公演、ボクは撮影担当ではなく、10年来のダンサーさんの公演なので是非見たいと思ってもチケットは完売。ちょっと「裏口」にお願いして、ゲネプロに入れてもらった。ボクはただ見るだけよりは撮影をすることで参加した満足感を感じるので、「是非に」と撮影もさせてもらえることになった。今回はミッションではなく、つまり向正面の記録写真を撮る必要んはない。石舞台の上にハープとハープ奏者が陣取り、ダンサーは一段低い=本当なら池になっている部分(今回の公演のために水を抜いてある)で主に踊る。このところよく使っている手法=逆「本城直季」風でハープ奏者の後ろ=植え込みに隠れ、手前のハープとボクから見ればハープの奥(客から見れば手前)のダンサーの顔にピントを置いて撮影することにした。ゲネが始まる前、植え込みから見上げた空が↑の写真。この手法、撮れるアングル・瞬間が限られているし、植え込みの枝・葉には邪魔され、かなりの苦戦だったが、絵的には70%成功だったと思っている。もっとも正面から撮った「公式記録写真」を見ていないので確証はないけれど。
追記:ボクが狙っている写真は、生意気ながら「解釈する記録写真」かな?批評を含む視点からの写真。こんなことを思いながら「あいちトリエンナーレ」に集うパフォーマンス・アートを最前列から撮影する幸せ。

長者町には来る機会もあまりなく、とっても新鮮。今度街歩きしてみたくなる街だった↑。
↓は、やはり長者町に展示されている「あいちトリエンナーレ」の作品。駐車場の壁というか、ビルの裏面にあまりにも「はまって」いたので初めは「作品」だとは思わなかった!

長者町は、昭和40年代頃?まで栄えていた繊維問屋街。この10年ほどは空いたビルに、若者向けのおしゃれなカフェやレストラン、ギャラリーが出来たりしている街。大きな資本が開発しているのと違い「いい感じ」の街になりかけている、、、と書きかけ項目状態だが、、、今度、夕方にでもゆっくり飲みに行きたいな。

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