2013年3月31日日曜日

とりあえず、僕のVaio_Z1311AJ


僕のノートPC、モバイル最強級Vaio_Z1311AJは今日届く予定。
調教には2~3日かかるが、
今日明日は「そんなこんな」で忙しく、いつ完成することか?
調教の大きな部分は、寿命のあるSSDから
テンポラリーファイルやページングファイルの書き込み領域を
メモリー上にRAMディスクを作ってそこに移すことや
搭載メモリーが潤沢とはいえないので
外部メモリースティックに移そうか?など
SSDを上手く使いこなす技がまず優先。
2年前にSSDをデスクトップ機に導入した時に学んだ知恵だが
最近の風評ではSSDの性能が上がって
寿命を早期にする必要はないという説もよく耳にする。
特に今日やってくるVaioZ13は第三世代SSDをRaid0で組み
極めて高速化されているので、そこを利用しない手はない。
ちょっと迷っている、、、、と書いたのは昨日。

そして昨日朝、それは届いたが
法事だのお通夜だの葬儀だの撮影だので慌ただしく
PC調教どころではない。
とりあえずデスクトップのスタイルを変更したり
WiFiに接続したり、
とりあえずの不具合はブルーレイコンテンツが再生できない。
多分暗号化の最新のデータがないためかと
Vaioアップデートなるものをしてみたがダメ
しかし片手間でやっているので、モロモロ本気が入っていない。
触ってみて新鮮味はない、理由はWindows7はデスクトップで使っているし
激速ノートとはいえ、ウチのデスクトップ機も激速マシン。
ほとんど変わらないか、デスクトップにかなわない感じの速さ。
Dellの古いノートも含めて
デスクトップのスタイルをWindowsClassicスタイルにしているので
新しいマシンを触っている実感はゼロだ。


2013年3月30日土曜日

一昨日・昨日・今日・明日

一昨日、気分が上がらぬと書いた大切な撮影日。
主役の子役モデル=谷花音ちゃんが可愛くて、出来が良くて
メロメロになりながら、無事撮影終了。
花音ちゃんを撮り始めたら、気分は上がりっぱなし。
その写真選びがメインだった昨日も
「かっわいいー、かっわいい~」の大合唱で無事終了。
ところが夕方近くになって、訃報。
10年以上前に亡くなっている叔父のツレアイ=80歳過ぎの叔母が
余命1ヶ月と聞いていたが、見舞ってから2ヶ月は経って
息を引き取ったという報。
病床にあるうちに見舞っておけたので、驚きはない。
その叔母、見事に僕の仕事を避けるかのように
通夜、告別式の時間を設定してくれた。
明日が告別式で、朝8時半から。
11時から撮影が入っているが、
撮影を12時スタートに変更していただき
朝早い告別式に参列可能。
ちなみに今日は、午前11時から
遠方に住んでいらっしゃった、父の従兄弟の奥様が
2月に亡くなられ、その49日法要が有り
その後、夕方6時から叔母の通夜。
お二人とも10年以上前に僕が遺影を撮影してある。
そうこうしていると、横浜の義理の息子のもとに引き取られていた
別の叔母が三重県の老人ホームに入ったとの知らせも
訃報絡みで耳に入った。


2013年3月28日木曜日

気圧が低いと、気分が上がらない

3月末から4月上旬は、公私ともにバタバタする予定。
今日がまずひとつの山で
撮影量は少ないけど、山は高く緊張しきり。
昨日もそうだったが、天気が悪く
つまり気圧が低いのが原因なのか
朝の起きぬけ、気分が上がらない。
ま、午後2時頃の本番までに
どう気分を上げるのか?そこが重要だ。

2013年3月26日火曜日

ノートPC、6年使用だった。

ノートPC更新の件、
なにげに女房のノートPCのクローンHDD作成歴を見てたら
2007年という記述発見。
いろいろなことを記録記述してある「人生年表」を開いてみたら
やっぱり、僕のノートも女房のノートも
2007年3月、デルの年度末セールで買ったものだった。
ちょうど6年も!使った勘定、、いやぁ我ながらアッパレ。
心置きなく、新ノートPCに移行できそう。
そういえば、今使っているDellのXPS_M1210、
OSがWindowsXPで買えるギリギリのタイミングで買った記憶がある。
今回発注のVaioZもWindows7で買えるギリギリのタイミングだと思う。
そして、改めて型番を見ると
13インチだと思っていた液晶、どうやら12インチだったようだ。

メモ:google chromeのキャッシュ保存場所を変更

http://www.tipsfound.com/Windows7/02013.vbhtml

「エル・ブリ」とか「最強の二人」とか、映画。

女房が突然
スペインのレストランで、世界で一番予約の取れない「エル・ブリ」の話題を振ってきた。
どうやらDVDが出たようでその広告メールが届いた様子。
調べてみると、近所のTSUTAYAにも在庫あり。
夕方借りてきた↓

TSUTAYAに行くと、前々からIちゃんに薦められていた「最強の二人」も
3月22日にレンタル開始になっていて、当然借りた。
ついでに、先日観てオススメ「すきやばし次郎」も探してみたが
http://nambu-web.blogspot.jp/2013/02/blog-post_4280.html
こちら↓は見つからず。
http://www.amazon.co.jp/Jiro-Dreams-Sushi-DVD-Import/dp/B007UW9WOQ/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1364249001&sr=1-1
「最強の二人」↓は、Iちゃんオススメの通り、エスプリの効いた痛快な感動モノ。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86-%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E4%BA%88%E7%B4%84%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3-DVD-%E3%82%B2%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%84%E3%82%A7%E3%83%AB/dp/B008AQS4PE/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1364247431&sr=8-1

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%EF%BC%88%E5%88%9D%E5%9B%9E%E9%99%90%E5%AE%9A%E4%BB%95%E6%A7%98%EF%BC%89-Blu-ray-%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%80%E3%83%8E/dp/B00AYPUX62/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1364247495&sr=1-1
どちらの新作&準新作だったので、他3枚を加え「5枚で\1000」で借りてきた。
「5枚で\1000」を借りてくると、正直全部観るのに苦労する。
今回は3泊4日で返さなければならない2枚がブルーレイ。
ブルーレイをリッピングする技は、かなり前に期限切れになっていたが
期限切れ後に一度、SSDのトラブルでシステムを入れ替えている。
もしかしたら、まだ試用期間が使えるかも
DVDFabをダウロードしてみたら、大きな声では言えないがブルーレイのリッピングに成功。
特に「エル・ブリ、世界一予約の取れないレストラン」は持っておきたいDVDだったので嬉しい。
DVDに含まれていた予告を見ていたら、面白そうな作品を発見。
北欧映画のようだ。
「最強の二人」はフランス映画だった、
なんとなくこのごろ見た映画を俯瞰すると
ハリウッド映画が面白く無い。映像効果、音楽とも迫力満点だが
中身の濃度が薄っぺらな印象。
「湖畔の家」?や「ドラゴンタトゥーの女」など、同じ原作というか
ハリウッドのリメイク版を見較べると、特にその感を強く持つ。
http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A4%E5%B3%B6%E3%81%AE%E7%8E%8B-DVD-%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88/dp/B008ICZZDO/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1364248299&sr=1-1

2013年3月23日土曜日

DPMerrillで本気:ポートレイトを撮影事始め。

昨日は、友人Tのお母様になるのだが
83歳になる綺麗なおばあちゃまを撮影。
先日、遠方に住む友人Tの用事でその方を訪ねた時
その方のパーソナリティのデリケートなところを見た思いを感じ
ぜひ、写真展用ポートレイトのモデルをお願いした。
どう撮るか?公式ポートレイトのようなものは撮りたくないが
そういう写真も、ご本人や友人Tは期待しているかもしれないと思う。
そういう葛藤の中、慣れない&速射性に劣るDP3Merrillをメインで撮影。
バッファが少なく、メディアへの書き込みが遅いという欠点があるので
6~7枚シャッターを切るごとに、撮影画面を確認することも出来ないまま
30秒以上時間をやり過ごす、そのリズムで話題をふる話術もスキルのウチ。
気づいたのは、同じカメラか、別のカメラでもいいから2台用意して
1台がデータ書き込みでビジーな間、別のカメラで撮るという方法。
そこに気づいたのは、
DPMerrillシリーズだけで撮影するのは、モロモロ不安だったので
別途お仕事用EOS+マクロプラナー50/F2を用意して撮ったのだけど
そのカメラ持ち替え撮影リズムだと、
DPMerrillの30秒以上の書き込み時間も気にならなかったから。
続いて窓辺の椅子に座っていただき、窓辺の自然光で撮影を始めると
画角的に、DP2Merrillの標準レンズでも撮りたくなり
DP3MerrillとDP2Merrillを交互に持ち替えながらの撮影になり
コレまた、予想外に快適なリズム
(ちょうどキャッシュバックキャンペーン中の今もうちに、広角DP1Merrillも買いたい気分が湧き上がったぐらい。)
DPMerrillシリーズでは、書込み中画像確認ができないことは
先ほど書いたが、完全に撮影結果の不安感を回避できるわけではないけれど
撮影後画像確認時間をOFFから、長めの5秒に設定し直すと
ピント確認以外はソコソコ確認でき、撮影画像確認が十分できたら
シャッター半押しでライブビューに復帰するので問題なし。
撮影はあまりライブビューを見るのでなく、眼で直接表情を見ながらシャッターを切っている、
もちろんカメラは三脚上に固定。
まだ、X3FというSIGMAのRAWから、モノクロポートレイトを仕上げるという
楽しみ?難関?をクリアしたわけじゃないが
DPMerrillカメラ、結構使える手応えを得た。
付け加えると、「オサエ」のつもりで撮ったEOS+マクロプラナーでの写真
予想はしたがピントの歩留まりがそれほどよろしくなく
むしろ、DPMerrillのAFだったり、マニュアル置きピンの方が
結果が良かったというオチもあった。

いずれにしろ、この撮影は5月上旬まで続き
そのミッションは公式ポートレイトにも使える写真と
その人の「人となり」をいい表情で捉えたポートレイトを
理想的にはそのふたつの要素が合体した写真を撮ることだ。
昨日の撮影で、僕が気に入った横顔のスナップポートレイトは撮れた。
公式ポートレイトの方は、座ってもらって撮影したせいで
少し身体がかしいでいる、そして僕の好みなんだが
フレームの真ん中に収まっている構図が嫌いなので
左肩がフレームアウトしているという問題があるが、なんとか撮れている。
その写真、選びきれていないのと
友人Tの承諾をもらってないので、ココにアップはまだ出来ず。

2013年3月22日金曜日

伏兵PC発見=VAIO_SVZ1311AJ

G-tuneのゲーミングモバイルノートに
少し前のめりになりかけていた矢先、
正確に言えば、販売員の好感度で既に発注後だった。
H君からSONYにも13インチでクワッドコアi7搭載機があるよっとメール。
なぬ???
調べると、お値段は高く、CPU&GPU性能は少しだけ劣るけど
筐体の強さ、綺麗さ、13インチながらフルHD、AdobeRGB色域90数%達成
ドックステーションにGPUやブルーレイドライブも装備など
価格相応、それなりに魅力的。
http://pur.store.sony.jp/Product/Computer/Simulation-biz/Z13/SVZ1311AJ/
http://digital-baka.at.webry.info/201208/article_16.html
まず、地元PCショップの好感度販売員に電話を入れ
G-Tune発注をストップしてもらう。
かなり、Vaioに傾いている僕である。
思い起こせば最初のWindows機はソニーのVaioC1という名前だったか?
10インチクラスのモバイルノート、
それを持ってパリとスペインを旅行したのは2000年↓。
http://www.nambu-web.com/page_spein5/mailindex.html
パリ・リヨン駅発エクサン・プロバンス行きの寝台車で、
携帯の電波状態を確かめながらメール送信したもんだった。
昔話は置いといて、現在ターゲットのVaio
すでに昨年夏モデルなので、色などによっては完売御礼。
今日明日にでも栄のソニーストア名古屋へ行って現物を確認後
発注しなきゃ手に入らないかもしれない!
「買いたい時が買い時」

追記:ソニーストア名古屋へ電話で尋ねると
当該機種VAIOのZシリーズは既に販売終了で置いてないという。
しかも僕の選んだクワッドコア機は法人向け専用なので
ソニーストアで購入することも出来ないらしい。
ストアなら、ポイント還元などで少しお値打ちに買えると思っていたが
この時点で、商品確保に少し焦リも煽られ、即ネットで発注。
3月30日には届く予定。

2013年3月21日木曜日

ノートPCを買い換えようか?迷っている。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaimono/20120712_545994.html
以上のノートPC、発売されたのは昨年ながら、僕は気づいていなかった。
現在使っているノートPCは既に5年経過、
そろそろ買い替え時期だと探してはいたが
僕の希望は13インチ程度のモバイル機で
CPUはCore_i7で4コア8スレッドは欲しい
RAMは16GB以上、250GB程度のSSD
出来れば、ブルーレイドライブも欲しい、、、
13インチでは難しいが、液晶は解像度1920x1080あるといいな
以上の希望を叶えられるものはなく
以下の2機種がそれぞれ帯に短くタスキに長い。
http://www.apple.com/jp/macbook-pro/specs-retina/
↑ディスプレイならコレだが、なんといってもMAC
慣れ親しんだソフトが使えない。
http://www.dell.com/jp/p/alienware-m14x-r2/pd.aspx?
↑ほぼ、期待性能だがちょっと以上に大きく重すぎる。
液晶の解像度と光学ディスクドライブを諦めると
一番上に紹介したマウスコンピュータのゲーミングノートが
少々液晶が小さいながらバッチリな感じ。
PC動向にお詳しい友人二人に聴いてみたら
夏ごろまでは新しいマシンの登場は期待できず
登場したところでそれほどの性能向上はないだろうとのこと。
「PCは欲しい時が買い時」との御託宣も頂いた。
ところが、このマウスのG-tuneモバイルゲーミングノート
筐体というかタッチパッドあたりの質感が微妙。
もう一つ物欲を刺激せず、つまり買いたい気分が盛り上がらない。
即決ではなく、もう少し自分の中の物欲君と相談してみようと思っている。

それとは別に、ノートPCを新しくしたら
変えてみたいと思ってることがある。
たとえば、メールソフト。
現在アウトルックエクスプレスやサンダーバードを使っているが
Gメールに完全移行も新ノートPCでやってみたい。
メールデータ、アドレス帳などはGメールにすることで
クラウド保存になるので、それはそれでいい。
ユーザーについても、女房の現ノートPCが壊れたら
新しくする予定のノートPCを共用しようと思っているので
(PC共用は本郷移住メリットの一つ)
マルチユーザーアカウントを作り
ユーザー切り替えをきちんとセッティングする必要もある。
マウスのG-tuneノートでは、CFカードを読み込むのに
別途USBカードリーダーが必要になるし
モニターキャリブレーションツールを新たに買う必要もある。
SSDが壊れた場合に困る重要データを別途SDカードかUSBメモリーを
セカンドストレージとして挿しっぱなしにする計画もある。
現在女房がUSBメモリーに経理データを置き編集しているやり方だ。
3月下旬から5月上旬は忙しいし、
買い替えは、ま、気分次第かな?

2013年3月20日水曜日

ブログ世情でDPMerrillに逆風

以下、僕がチェックしているブログなんだけど
http://www.marbee.info/2013/03/19/%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89sd1merrill%E3%80%82sigma%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E4%B8%80%E5%BC%8F%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E5%A3%B2/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+MarbeesBlog+%28marbee%27s+blog%29
http://tatsphoto.air-nifty.com/tatsblog/2013/03/6d-t-250-ze-vs-.html
DPMerrillカメラ、発売当初の「凄い!」から、ちょっと逆風のコメントが。
特にtatsブログでは。DP2Merrillのすごい描写を評価しながらも硬いと指摘、
EOS6Dにマクロプラナー50/F2をつけた描写を鋭くもしなやか?だったかな
うまい表現で魅力的と書いている。言いたいことはよく分かる、僕もそう思うから、、、
昨夜はヒョンな事から、可愛いおばあちゃんモデルの第一号を発見。
元々存じ上げている方だが、「今度の写真展」の多分第一号のモデルになる。
予定通り、DP3Merrillで撮るつもりだが、
予備機にはtats氏のようにマクロプラナー50mm/F2を
EOSに付けて持っていこうと思う。

2013年3月18日月曜日

DPMerrillシリーズで撮影後画像確認をOFF

お試しで、DP3MerrillのユーザーカスタムC3モードに
設定しているマニュアル露出マニュアルフォーカス撮影で
撮影後の画像確認をOFFにしていたが
デイリースナップ用のDP2MerrillのユーザーカスタムC1モードも
撮影後の画像確認をOFFに設定してみた。
撮影後の画像確認をOFFにすると、背面モニターのブラックアウト時間が
ほぼなくなり、サクサク感が少しだけ増すというメリットが有る。
もう一つ、とあるフィルムカメラ=コンタックスT3使いの人の記事を読んでいて
そう言えば、フィルム時代は撮影直後に画像を確認できるわけもなく
何が写っているか、どう写っているのかは、
フィルム現像するまで、わからないというワクワク感があった。
ま、トレードオフとして失敗のリスクも増すので微妙ではあるが
仕事じゃないんだからさぁ、ワクワク感のほうが大事だよね。
大体、仕事で使っているEOSでも、撮影後画像確認はOFFにしてあり、
撮影画像確認は見たい時に再生ボタンを押して見るのが普通。
ただし、DPMerrillシリーズでは
再生ボタンを押して画像再生できるのは
保存完了後で数秒後になるので、先にチラッと見られる
撮影後画像確認を2秒に設定してあったんだけどね。
今のSIGMAさんに期待しても無理なんだろうけど
本当なら画像保存作業とは別に、
撮影画像をすぐ見られるような設計が必要だと思う。
とりあえず、失敗を恐れずワクワク感に当分賭けてみよう!

2013年3月17日日曜日

余命告知

もうひと月ほど前になるが、
近藤誠著「がん放置治療のススメ」という本を読んで、
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8C%E3%82%93%E6%94%BE%E7%BD%AE%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E2%80%95%E6%82%A3%E8%80%85150%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%A8%BC%E8%A8%80-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%BF%91%E8%97%A4-%E8%AA%A0/dp/4166608576/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1363505467&sr=8-1
それなりに僕がガン告知を受けたら「コレで行こう」と思っていた。
そうしたら今日、ステージがかなり進んでいて
余命宣告をされた人とお会いする機会を得た。
頭で理解するのと、現に自分の身にそれが降りかかった人とのギャップを
感じたが、
その人が置かれた状況をしっかりと受け止められている様を拝見して
逆に余命を告げられていない我が身の
生きている時間をもっと大切に過ごすことを教えられた気分。
とはいえ、僕だって余命100年あるわけじゃなし!
頭で考えられるレベルで言うと
心臓が動き続けるという意味での生にそれ程の価値があるわけでもなく
人生というのは楽しい事ばかりでもなく
日曜日の朝、ずっと寝ていたいと思うぐらいなら
それを叶えられるわけだし
医学用語で言うところのクォリティ・オブ・ライフではなく
どれだけ人生を楽しんでいるかという意味での
クォリティ・オブ・ライフこそが大切なんだと改めて考えさせられた。
死生観もイロイロあるが
「生物は遺伝子の乗り物にすぎない」というリチャード・ドーキンスの言葉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B9
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E7%9A%84%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90
多少宗教的なニュアンスはあるが
OSHO(またの名をバグワン・ラジニーシ)の
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B0%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%B7
墓碑銘に刻まれているという
「OSHOは19xx年から19xx年まで、この地球にいた」と言う言葉とかが
その辺りが僕には理解しやすい。
ちょっと生きることの居住まいを正そうと思わされた午後だった。
と言っても、まだ頭での理解レベルだが

追記:自分が最期の時を迎えた時、どうしたいか?
どうされていたいか?を考えてみた。
誰かにそばに居て、話し続けていて貰いたい。
ちょうど、レ・ミゼラブルで
フォンテーヌの最期にジャン・バルジャンがそうしていたように
エポニーヌの最期にマリウスがそうしていたように


土曜日

土曜日は我家では、食料やらワインやらの買い出し日。
昨日は出発が早かったので
買い出しが終わったあと、髪を切ってもらい
買ってきた苺の苗をたった二株だけど植えたり、
苗を売っていないバジル、こちらは種を蒔いたりしても
まだ午後3時過ぎ。
「散髪ありがとう」や、お疲れ様の意味で
ビールとコンビニ・フライドチキンを買ってきたら
多分70年代の「刑事コロンボ」再放送を見ながら、
居酒屋タイムに突入してしまった。
おつまみ不足、酔った勢いで節制が効かず、
ポテチーを二袋とビールを追加買ってきて、本格的に明るい居酒屋。
録画してあったアカデミー賞授賞式のビデオを観ながらワインに突入し
アカデミー賞授賞式の目玉、「レ・ミゼ」のパフォーマンスに到達前で
僕は沈没、、、たまにはジャンクもいいがちょっと反省。
今日日曜日午後には、女房の叔父が
ゴルフも飽きたので、カメラを趣味用に買いたいと
モロモロご相談に、多分年配のカメラ女子を連れて来訪予定。
EOSKISSシリーズのダブルズームセットをお薦めする予定だが
世間では、新しい小型EOS発表の噂が飛びかっている。

2013年3月15日金曜日

藤が丘でちょっと気になった変な店

藤が丘駅から、清水屋に向かって北へ5~6分歩いた左側にある
地味ーなというか、やってるんだかどうか?という変なお店だが
なんとなく気になり、一昨日だったか?
覗いて声をかけたら、
「決算でバタバタしてるけど、パスタランチなら出来る」ということで入った。
商売っ気の無さはかなりのもの、どうやらスモーク系惣菜卸販売が
メインのようなお店だ。
早速、イート・イン・スペースに入ろうとすると
壁にかかっていたのがヴェネツィア・リアルト橋の絵。
ちょっと趣味が合いそうかも、、、
結論から言うと、
ご自慢のスモークものと自家製パンを食べてみないとわからない。
食べたパスタは、野菜たっぷりで家庭料理のような
素朴なごった煮感があった、美味しかったが決定的でもない。
質量共に、コスパはかなりイイと思う。





2013年3月14日木曜日

Transformer Bike_UNO3の動画


昨夜、ちょっとしたことで探していたTransformerバイクはこれ↑

2013年3月13日水曜日

こりゃスゴイ!DP3Merrill/追記あり

以下のリンク先、特にスゴイと思ったのがポートレイトの作例。
http://www.luminous-landscape.com/reviews/cameras/sigma_dp3_review.shtml
ストロボ撮影ながら、三脚に固定して、AC電源を使っている様子。
僕が狙っているポートレイト撮影と同じセッティングで撮っているみたいで心強い。
追記:いずれにしても、SIGMA製DPMerrillシリーズで写真を撮るには
ある種覚悟がなければ続けられない。
そして覚悟の裏付けはFoveon画質ということだ。
DP1初代の頃からそれは変わらないが、Merrillセンサーには
覚悟の敷居を下げるだけの魅力がある。

2013年3月12日火曜日

寝る前の夢のようなツァー

程よい酔で眠りにつく前に思いついた
(ほとんど酔った頭に浮かんだ夢だね)
夢のような、素敵なツァーだけど
イタリア、ローマ辺りに降りて、
東海岸(アドリア海側)をローカル鉄道で北上しながら
イタリア地方料理を食べ歩き、ベネチアまでたどり着く
ベネチアで1〜2泊した後、今度はロンドンへ飛び
最低でも2本はミュージカルを観る
(オペラ座の怪人とレミゼは必須)
なんてイイよねぇ!

こんなことを思いついたのは
現在ゆっくり読み進み中の「エキストラヴァージンの嘘と真実」で
南部イタリアアドリア海側のオリーブオイル生産者の話の部分を
読んでいるせいだと思う。

2013年3月11日月曜日

藤が丘の美容院


藤が丘はイイナっと、いつも歩いていて思う。
街の規模や賑わいの話だ。
本郷には銀行が二つしかないが、藤が丘には5行以上はあるし
スーパーも二つ、食べないがMacもミスドもある。
「やまや」「リカマン」と大きな酒屋もふたつ。
住むには、本郷のように静かな方がいいという声もある。

ワインのデザイン:ワイナリーアーツ

ワイナリーアーツというメーカー、
http://www.orchestra.co.jp/wine/04wineryarts.php
http://www.wizumiya.co.jp/category/860.html
6番で十分美味しいことは随分前に書いた↓
http://nambu-web.blogspot.jp/2011/07/blog-post_15.html
販売店在庫切れが多いけれど、、、
確か9番が一本、我家に在庫あり。
GデザイナーのIさんのブログに、
ワインをラベルのデザインで選ぶこともある
というようなことが書いてあったので呼応してみた。
このメーカーは要するにすべて「9」がモチーフ。

僕に無関心な風景

昨夜は、一人ゲストが足りなかったが
午後7時スタートで「オペラ座の怪人」を、
まずは94年ぐらいに公開の映画版から
続いて、25周年記念ロイヤル・アルバート・ホールパフォーマンス。
1本2時間で11時終了予定が、
それぞれの映画が2時間オーバーだったので、ほぼ12時近くまで
3.5m幅の白バック紙スクリーンで映画大会。
昨日のゲストMちゃん、ミュージカルが気に入った様子なので
「レ・ミゼラブル」25周年記念ロイヤル・アルバート・ホール・コンサートを
「サワリだけね」っと、
それでも第一幕の最後「ワン・デイ・モア」まで観てしまった。
帰り際に玄関で最近の仕事の話など、モロモロ立ち話。
話の中で、あるキーワードに気づいた、、、それは「無関心」。
公共広告機構だかのコマーシャルで
「愛の反対語は憎しみとかではなく無関心」というようなコピーを
聞いた記憶があるが
僕が気になったのは、70年代中平卓馬や大島渚が
そこかしこで語っていた「風景論」で言うところの風景。
昨日のエントリーで、刹那的でペシミスティックな気分が好きと書いたが
その気分で見ていた風景とは、「風景が僕に無関心な風景」という感じ。
「僕が無関心な風景」を撮っても仕方ないし、撮る関心さえないわけだが
「僕に無関心な風景」という見方は面白いかもしれないと思った次第。

2013年3月10日日曜日

DPMerrill、2と3を使った中間報告。

考察というレベルではないけど
暇な日曜日の午後、DPMerrillの2と3を取っ替え引っ替え使ってみて
ついでにEOS5DMk2にマクロプラナー50mmを付けてのぞいてみて
やっぱ、光学ファインダーの一眼レフがピントを見てシャッターを押し写真を撮るという流れでは
ストレスがないなぁと当たり前に実感。
ピントと構図だけなら、オリンパスのE-PL5のレスポンスでOKだけど
光学ファインダーの気持ちよさはない。
要するに、シグマのDPMerrillシリーズのレスポンスに不満がある。
もう一つ、Merrillシリーズの高感度性能も不満。
携帯性やプライスとはトレードオフになるが、レンズがせめてF2.0、出来る事ならF1.4あれば
高感度を使わなくてもいいし、美味しいボケも得られるはずだが・・・
だったら、ちょうどキャッシュバックキャンペーン中の
FOVEON搭載一眼レフSD1Merrillを買ったらいいのかもしれないが
あちらのカメラはライブビューが出来ず、つまりピントの追い込みが出来るのやらどうなのやら?
30mmF1.4の新しいレンズは魅力的だけど・・・
6月キャッシュバックキャンペーンが終わった頃に
SD1Merrillがモデルチェンジし、ライブビューが可能になり、
画像処理速度&書き込みが速くなり、バッファも追加されるなんて「落ち」かなぁ?

ま、いずれにしてもFOVEONカメラを使いこなすのは手強い。

凹んだ気分を楽しむ日曜の午後。

木の芽時にはちと早いが、気温は木の芽時のそれ。
春眠暁を覚えずという諺もある。
今朝、寝坊し体調が悪いわけではないが気だるい。
もう10年ぐらいまえになるが、EOS1DMk2を買った頃
木の芽時気分で写真を撮った記憶がある。

ちょっとメモ
一昨日、広告プロデューサY氏のオススメで
「探偵はBARにいる」という映画をDVDで観た。
面白かった、小雪がカッコ良かった。
昨日、日々の野菜やワインを買い出しに行き
途中の書店で珍しく本を買った。
「エキストラヴァージンの嘘と真実」、オリーブオイルの本だ。
昨日から読み始めて、面白いが僕には長い全400頁!

DP3Merrillをこの2週間ほど使ってみて
昨日はDP2Merrillに持ち替えてみた。
そうすると、やはりというかAFの体感速度が
かなりDP2Merrillの方が速く感じる。
DP3MerrillのAFはカメラの中に小人がいて
一生懸命ピントを探し、合わせているのを
シャッター半押しの状態でじっと待っているような感じ。
ちょっと辛い。

さて今日は夜、友達と「オペラ座の怪人」映画会の予定。
昼間は予定がない、DVDを返しがてらDP2Merrillで散歩してみるか?
追記:
その散歩では「いい気分」でたくさん撮った↑のだが
いざ、どれを現像しようかと思うとこれがない。
「いい気分」というのは、
前向きで明るいと言うより、刹那的でペシミスティックな気分。
でもそういうの、僕は好きで
なんか哲学的な写真が撮れそうな気して楽しい。
戻って、じゃあDP3Merrillはどうよ?っと、庭先程度持ちだしてみると
DP3MerrillはDP3Merrillでいい感じ、
なぜ「さぁイケ!」気分の写真が撮れてないのか???
ka_tさんじゃないが不明、、、「そう、簡単じゃないのサッ」
静かに凹んだ気分を楽しんでいる日曜日の午後だった。

2013年3月8日金曜日

覚王山倶楽部:R60募集スタート

そんなに忙しかったわけでもないが
ブログ、ほぼ一週間ぶりになるってビックリ。
今朝は変な夢を観た。
空港のトランジット待合室で、引越しの荷物をまとめている僕。
それは30年近く前に住んでいた、振甫町の家に
引越し荷物を出したあとに残っていたソフトバッグの類。
夢ならではの、時間軸の混乱ぶりだ。
いつも使っているデイリーなコンパクトカメラも残っていたりして
でも機種は最近デイリーなDPMerrillではなく、買ったことがないリコーGXR?
それらをビニール製のソフトバッグにめったやたら詰めている図。
場所がなぜか、空港待合室の隅っこの床で、
搭乗時間が迫っているのに、とても手際が悪く、そして多すぎる荷物。
つい昨年の五月、引越しを体験したばかりなのに手際が悪い。
昨年の引越しでどう荷物をまとめたのか?思い出せない。
毎晩の飲酒のせいか?加齢のせいか?主に女房に任せたせいか?
全く引越しをどうやったか、記憶が蘇らない。
この飛行機旅行の同行者は、引越しとはまったく関係なく
モデルのCちゃんだったり、そのご両親だったり
これは昨夜、最後に話した話題が、
Cちゃんのインド旅行計画だったからだろうと思う。
そしてご両親は3週間ほど前に撮影させて頂いた。
下の昨日リリースした広告の中のお二人がご両親だ。
覚王山倶楽部R60という、団塊世代を中心ターゲットにした
新しいモデル・タレントディビジョン募集の広告だ。
(画像を右クリックで、新しいタブでリンクを表示すると、もっと大きく見られます)
まだ僕の心積もりと自信が確立していないので
僕のプラン全容をお話するのは憚られるが
覚王山倶楽部と連動した、僕自身のプロジェクトを画策中。
この企画、R60なこのモデル事務所女性会長さんが
(多分)ご自身の周りのお友達を見渡して
考えだされた企画だと理解している。
僕が2~3年ほど前に、会長さんにお願いした
ある写真のモデルの件も、考慮していただいているのが嬉しい。
上の写真に会長さんは入っていないが
会長に退いてもなお、お元気でお綺麗な
まさに覚王山倶楽部R60の旗手である。

2013年3月1日金曜日

追記:アート

下のコンテンポラリー・ダンスや劇団四季鑑賞について書いた後
アートに力があるとすれば、
そのアートを見たり聞いたりすることが
僕(オーディエンス)を、なにかしら次の行動へ駆り立てるとしたら
それがアートの力、そして良い作品なのではないかと思った次第。
そういう意味ではアンサンブル・ゾネの「受け身の沈黙」は
少なくとも、僕に公演中メモを取らせ、ブログを書かせた力があった。
人に働きかけ、人を動かす力のあるモノだったと言える。
そんな作品を僕も作りたいと思う。

さて今夜は、83年頃から99年まで撮影していた
鈴丹の通販カタログ制作メンバーの同窓会。

「オペラ座の怪人」についてのブログをリンク

なかなか鋭いご指摘たくさんの「オペラ座の怪人」絡みのブログ↓をご紹介。
http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-44e6.html
http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-6529.html
http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_9fe3.html
映画でヒット中のレミゼもいいが、「オペラ座の怪人」もイイ。
映画館でレ・ミゼを観た後、ウチのスタジオバック紙Theaterで
レ・ミゼ25周年・ロイヤル・アルバート・ホールコンサートをブルーレイで観て
アルフィー・ボーのジャンバルジャンファンになった I ちゃんに
次は、バック紙Theaterで第一部を1994年?の映画版「オペラ座の怪人」
第二部を「オペラ座の怪人」25周年記念アルバート・ホール版で
二本立て映画大会をやろうとお誘い中。
その25周年記念ロイヤル・アルバート・ホール版についても
上記ブログに記述有り、クリスティ役の評価は僕も同じ。
そして、小馬鹿にしていたラスベガス版が
かなり良かった様子、既に終演しているのでちょっと悔しい。
ベネチアンホテルで「オペラ座の怪人」を観た件についての記述にも
なるほど納得。
劇団四季についての記述も有り、ちょうど劇団四季を観たばかりなので
そこもツボに引っかかった。
ついでにこれもかな?
http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-fdd4.html
ほかに、アンドリュー・ロイド=ウェバー最期の傑作ミュージカルと言われている
「サンセット大通り」も映像でいいから(そんなものないけどね)観たいもんだ。

コンテンポラリーダンスと劇団四季を観た

昨夜はアンサンブル・ゾネというコンテンポラリーダンス・カンパニー、
その二日前は劇団四季の「ユタとふしぎな仲間たち」を観た。
コンテンポラリーダンスは仕事でよく撮ったので
今さらこんなことを書くと、信用を失いそうだが
どう観るのか?難しい分野だと改めて思った。
ハッキリ言って、綺麗でもなく
楽しくなく、悲しいわけでもない。
面白い=興味深いかと言えば、よい物は興味深い。
生身の身体を駆使した(当然時間と空間を伴った)彫刻のようなもの?
身体そのものを抽象的(とは限らないが)に昇華しながら
劇場空間(とも限らないが)でオーディエンスの前に現前・再現させるもの?
元々エンターテインメントを目指していない(はず)ので
楽しい必要も、美しい必要も、悲劇的である必要もない
もし製作者が望むとしたら、存在そのものが与える衝撃的な存在感だったり
つまりオーディエンスに期待する反応は
ショックなのか?違和感なのか?親和感なのか?
面白くなく、美しくなく、楽しくも哀しくもなかったが
イロイロ考えさせられた70分だった。
もっとも、身体表現は個々人の身体能力や見た目の外形に拠って
ずいぶん違うし、演者の練度も大きく影響するので
たとえば、昨夜の「受け身の沈黙」という演目では
「すごい」と感じられたシーンはざっくり2~3シーン
ほぼラストのシーン、座長で振付家の岡さんと年長の男性二人のシーンは
さすがだった。
コンテンポラリーダンス、本当はそうであってはいけないのかもしれないが
動き方に一種の振り付け文法が有り、それが見えてしまうと、
コンテンポラリーダンスという枠組みが先に見えてしまい、
もっと衝撃的な存在感・身体性を見せて欲しいと思ってしまう。

追記:昨夜の舞台で気になったのは、効果として狙っていたのか?
ステージの特設床を歩いたりスリ足したりするときの擦過音。
あれを無音に出来たら、オモシロイと思ったり
もっと効果的な音を演出するのも有りだと思ったり
ただ、ゾネの演し物をこれまで観た印象で言うと
あの生な擦れ音が効果なんだろうね、
シンプルな白い衣装とかシンプルな白い床・壁などが
ゾネらしいから・・・・

そう、昨夜このダンスを見ながら
時間軸を伴う(つまり動く)、身体による彫刻(立体表現)だなぁと感じつつ
愛知県立芸大のキャンパスに置かれているロダン作のバルザック像を
思い出していた、あの力強い存在感とインパクト。
時代を超えてなお、額縁に収まった「芸術」を超える力を感じる。
そして、毎日スタジオで流しているRADIOSwissClassic↓という
http://webplayer.radioswissclassic.ch/
ネット・ラジオでよくかかっているモーツァルトやヴィヴァルディ。
特にモーツァルト、古典の範疇にありながら、
僕にはイマドキの音楽よりも100倍楽しくてワクワクさせられる。

さて、その前々日に観たのは
劇団四季、創立60周年特別公演「ユタとふしぎな仲間たち」。
意外と言っては失礼だが面白かった。
海外の原作を翻訳した演目より、日本オリジナルのほうが
演者(東洋人)の外見や身体能力に馴染むし
なにより、奇妙な訳詞を無理やりメロディに載せてない所が良い。
この演目ではキャッツ的な構成振り付けの群舞があったり、
ウエストサイドストーリー的?
有名な演目ではないが、アンドリュー・ロイド・ウェバーのビューティフルゲーム的?な群舞が(ノスタルジックだが)カッコよかったり
ラストの女性ソロは昭和演歌のノリの
それなりの歌手に歌わせたら(先日の公演で歌っていた女優さんが下手だったわけではなく、むしろ好ましかった)
ソコソコヒットしそうな楽曲で僕は好きだった、

劇団四季の良いと思うところは
皮肉ではなく、まだ未完成の若者が一生懸命演じている感が好ましく
そのまま、リアル「コーラスライン」をドキュメンタリーに観ているようだ。
そして、日本中で幾つもの常設館を運営し
ショービジネスや劇場芸術を目指す若者たちに
劇場のモギリも含めて、多くの雇用の場を与えてしていること、
スターを使わないミュージカルのビジネスモデルを実践していること
など、好き嫌いは別に凄いことだと思う。