2014年10月12日日曜日

ATGETの写真:ケラレの説明。

この2枚の写真は、写真の神様みたいな写真家アッジェの写真集を複写したもの。
写真の上のほうが丸く暗くなってる(ケラれているという)でしょ?
コレ、フィルム(デジタルフォトなら撮像素子)全体をレンズの描画範囲がカバーできてないってこと。
アッジェは尊敬する写真家の一人だけど、別に僕はアッジェの真似をしたいわkででもなく
何が言いたいかといえば、最近ナイトスナップに使っているソニーのα7と
僕が使っているレンズで撮ると周りが円弧状に暗くなっているのはこういうことなんだと
言いたいわけ、別に言い訳でもない。
普通のカメラとレンズの関係では、この円状の画像(イメージサークルという)の内側に
フィルム又は撮像素子が入るように設計されているんだけど
一昔前まで、黒い布を被って撮影していたジャバラ式のカメラに代表される大型カメラでは
こういうことも普通にあって、しかもそれを利用したりしていた。
そう僕の使っているα7の撮像素子は24mmx36mmの大きさで
使っているレンズがその約半分の23.5mm×15.7mmをカバーするようにできているのでカバーできない範囲が暗く写るというわけ。
そして、真四角な写真を撮ろうと思うと、意外と効率のいい使い方だとも言える。
ま、そんなことを写真に詳しくない人にも知ってもらおうと
アッジェ様の写真をお借りしたという次第。


0 件のコメント: