2017年4月15日土曜日

ミュシャ作「スラブ叙事詩」を見に東京散歩

K君の作品整理をしていて、彼の展覧会作品の内「Parisシリーズ」を見ていると似ている訳ではないんだがロートレックとかミュシャとかベル・エポックの街頭ポスターが頭をよぎり、ちょうどそんな時NHKでミュシャ展、とりわけチェコ以外では初公開の「スラブ叙事詩」を六本木・新国立美術館で開催中という番組を見た。K君に誘われたようでもあり、手前に描かれた人物がほぼ等身大の大きさだったり、縦6m横8mという巨大さが気になるので、一泊二日東京散歩を兼ねて見に行くことにした。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92608/2608083/
大きな絵が好きという意味では2000年にヴェルサイユ宮殿で見たナポレオン戴冠式の絵がものすごく気になっていた事情がある。僕は写真でも絵でも額縁に小さくまとまっているものより、壁面いっぱいとか建築の一部や環境を形作っているようなものが好きだ。
さて、実は先月ティッツィアーノ展を見に行った東京だが、たまに行く東京は僕にとって全くお上りさん気分。特に今回歩いた皇居一周、明治神宮などは観光地のせいか?YOU率半端なく高く、確実に半分以上はYOU達、多分70%に迫る勢いだと思う。皇居・明治神宮とライトウィングな人々が好きそうな場所を歩いたのは偶然、僕がライトウィングというわけでない。まず皇居、半蔵門の英国大使館裏にあるホテルに泊まったので、僕は前にも歩いたことがあるが家人にも見せてやりたいと少しお堀端を歩き始めて一周してしまった。明治神宮は何処にあるかも知らなかったが、外苑エリアにあるワタリウムというギャラリーから歩いていると標識があったので、そのまま散歩したという事情。しかし、皇居といい明治神宮といい時の政府が、意図したかしないかは判らないが日本の森の原風景のような状態を残しているという点で「いい仕事をした」と思う。
その他、K君の作品を整理しつつ、ロバート・フランクのドキュメンタリ映画を見たり、そして昨日ワタリウムで見た坂本龍一の展示=特にNYCの自宅映像などから、ちょっと飛躍するんだが思いついたことがあって、早ければ4月以降順にやっていきたいこと(自分のスナップ写真集を継続的に作ること)が見つかった・・・合計40000歩程歩いて疲れたがいい東京散歩だった。




初めて訪れた新国立美術館、建築もなかなか良い

現在開催中のミュシャ展では、会場の一角=巨大な絵数枚が展示されている一角を「撮影自由エリア」にしてくれている、大盤振る舞いだ。

絵を複写しても仕方ないんだが、せっかくだから撮影、当然図録も買った・・・

絵のこの女性、視線が微妙に観覧者の左にソレているような気がして、ならばその視線正面から絵を舐めて撮ったらどう写るだろうという実験を大胆にもミュシャの絵で実験↓。


この女性に対しても実験→次の写真

新国立美術館の建物、なにげに気に入ってスナップし放題、


エスカレータに乗りながら、カメラを構え続け、時々シャッターを切るという手法、面白かった→


倒立した円錐形の打ち放し構造物二つの上に、それぞれカフェ↑とレストランが有るというのも面白かった。

地下にあるカフェテリアと配膳台の一部を吹き抜けから俯瞰できるのが奇妙
この壁、何度も撮っているのは気に入った証拠か?












翌朝、ホテルの部屋に射す朝陽
窓ガラスに反射した庭、
皇居のお掘、水位が下がっていて砂州のようになってる部分が面白かった、ソレもそうだが半蔵門側では、堀がすごく深い。
まだ満開と言っていい桜が一本、石垣の上に
YOU達の記念撮影を記念に撮影
 歩いて、歩いて
  歩いて、歩いて
  歩いて、歩いて
 立ち止まる
  歩いて、歩いて
  歩いて、歩いて
↑モナリザで立ち止まった。 回り込むと
↓中華料理店とのコントラストがイイ

明治神宮、
鳥居に菊の御紋というのは初めて見たようなきがする。
原宿、前から好きだったエスカレータだがちょうど魚眼レンズを持っていたので撮ってみた、

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